南米の携帯事情

とは言ってもチリについての携帯事情。

チリでナンバーワンのシェアはentel。

次がモビスターで、3番目がクラロ。

モビスターはオートバイレース、モトGPのスポンサーとして有名。

長年モビスターって何の会社なんだろうと思ってきたが、南米に来て謎が解けた。

 

先日entelのプリペイドsimカードを購入。

simカードの購入は、entelのショップに行ってもいいし、携帯関係全般を扱うような電気屋さんもある。

私はentelのショップで購入。

ただentelのショップによっては、プリペイドsimカードを扱っていないことがある。

あるショップでは、前述した電気屋さんに行くように案内された。

 

simカードの購入は特に身分証の提示などは必要ない。

様々なシチュエーションで、tax numberみたいなものは聞かれる。

それはRUTと呼ばれるものだったか?

そのナンバーがあれば、おそらく身分証となり、ポストペイの契約も出来そう。

また身分証があれば、オートバイの購入など、身分証の提示が必要な契約も出来るだろう。

 

ポストペイの契約であれば、プリペイドよりも良い契約内容のプランがある。

例えば、私が契約したのは8000チリアン・ペソで350分の通話と4.5GBのデータプランだ。

これは30日間有効のプラン。

8000チリアン・ペソは今のレートだと1240円くらい。

ポストペイだとunlimitedのプランがある。

プリペイドではないようだ。

私はオートバイのナビゲーションで使うかもしれないので、出来れば無制限のプランが望ましいが、これはこれで何とかなるのではないかと思っている。

 

チリの人は親切な人が多く、笑顔も多く見られる。

私が行ったcasaroyalというお店の店員さんは、私があまりスペイン語が出来ないのを知ると、わざわざ、チャージをしに近くの薬局まで一緒に行ってあげようかと提案してくれた。

親切が身に染みる。

 

私はソフトバンクの携帯を使っており、自分でsimロックを解除した。

私の携帯はiPhone7。

発売時期や、契約期間によって、simロックが出来たり、出来なかったりするようなので、自分の端末がsimロック解除可能かどうかは各自で確認されたい。

解除方法は至って簡単で、my softbankからsimロック解除の項目に進み、IMEI番号か何かを入力するだけ。

その番号は自分の端末で、設定から情報などに行くことで確認出来る。

アンドロイドでは解除コードなるものが要求されるようだが、iPhoneでは必要ない。

ちなみにsimロック解除ソフトバンクショップで頼むと3000円くらいの手数料が発生するようだ。

 

私は電話番号一時お預りサービスなるものを利用している。

ソフトバンクの携帯は、アメリカではないので、全く使えない。

今はwiーfi機器として使っていた。

アメリカではアメリカ放題として、スプリントの回線を使って、通話やデータ通信がタダであった。

南米にスプリントはないので、こちらではこちらの契約をしなければならない。

日本と南米の二重契約をしているのは、あまり意味がないと考え、ソフトバンクの方は一時お預りサービスで、月額450円くらいにおさえることとした。

今毎月3000円くらいはかかっている。

事務手数料に3000円かかるが、一度すれば、あとは月額が400円くらいに抑えられるのだから、良い。

ただそもそもの話だが、何故事務手数料って発生するのだろう。

ものすごい重労働なのだろうか。

ソフトバンクの携帯会社はそういった手続きをするのが仕事である。

事務手数料が3000円というのは少し納得がいかない。

抑止力として、設定されているのかもしれない。

 

simロックを解除したiPhoneをentelのお店に持っていき、お店でプリペイド式のsimカードが欲しい事を、伝えると、2000チリアン・ペソである程度の通話やデータ通信量が含まれたsimカードを案内してくれた。

ただそれだけでは心許ないと思い、8000チリアン・ペソのプランを追加購入した。

手順としては至って簡単なのだが、いかんせんスペイン語が出来ないので、一つ一つの手続きにドキドキしっぱなし。

結局はいい人ばかりで何とかなった。

 

オートバイのナビゲーションだが、ガーミンなどのカーナビをつけるのも一つだが、ramなどの会社のパーツを用いて、スマホをカーナビとして、オートバイにくっつける方法もある。

その場合オートバイを離れるたびに着脱しなければならないが、着信などに気づきやすい、などのメリットはあるか。

ガーミンなどのカーナビはかなり高い。

印象としては10万円から20万円はするイメージ。

 

今回の南米ではどうするか。

そもそもバイクの購入が出来ない可能性もあるので、レンタルだとすると、カーナビをどうするかという選択肢はない。

無ければ無いで気楽だろう。

前回の北米ツーリングではカーナビをつけたので、便利だったが、貴重品の為かなり気を使ったのも事実。

一回1回取り外して持ち運ぶのはめんどくさかった。

ただお陰で道にはほぼほぼ迷わなかった。

その点は良かったのかな。

ただ今スマホのカーナビも良くなっているし、電波はどこででも通じるようになって来ている。

それでも通じないところはあるから、持って行くというのも一つの選択肢ではある。

どうがいいかな。

ショッピングモールでガーミンのお店があったので、ちょっと覗いてみてもいいかもしれない。