天文館

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CO2ナルコーシスについて。

CO2ナルコーシスとは、COPDなど慢性の肺疾患の患者さんなどで、大量に酸素を一気に投与すると呼吸抑制が来てしまい、呼吸が止まってしまうという病態のことです。

COPDとは慢性の肺疾患なのですが、長年タバコを吸っていた人に多いと言われている、肺の病気で、長年の喫煙で肺が傷んでしまい、少しの動作でも息切れがしてしまうという病気で、日本語名は慢性閉塞性肺疾患と言います。

閉塞性というのは、息がしづらくなる病態のことを言うらしくて、喘息なども閉塞性疾患と言われます。

若い人で、背が高くひょろっとした人に多い、気胸という病気は拘束性疾患と呼ばれるんじゃなかったでしょうか。

呼吸器疾患における、拘束性疾患とは肺が膨らみ辛くなる病態のことを言っていた気がします。

私も実際に、高校2年生の時に自然気胸をしていて、手術をしました。

自然気胸とは、自然と肺が破れてしまう病気で、原因ははっきり分かっていませんが、先天的な異常が原因と言われています。

身体的にもひょろっと長い人って肺が薄く伸ばされていそうですよね^_^

 


自然気胸とは別に外傷性気胸や緊張性気胸などの気胸もあります。

外傷性とは、その名の通り、交通事故など外傷による気胸で、緊張性気胸とは、外と肺が交通してしまい、逆にみるみるうちに胸の中に空気がたまり、呼吸が出来なくなる病態です。