グミ
珍しいですよね。
胸痛と冷汗があって、内服をしたところ冷汗は軽快したという患者さんが来られるみたいです。
心電図変化が何も無いといいですけど。
胸痛と言っても本当に色々あります。
心筋梗塞や狭心症が代表的な胸痛の原因でしょうけど、胃が痛かったり、ムカムカしても、胃、みぞおちの辺りに違和感や痛みを感じます。
また肺、いわゆる呼吸器疾患でも胸痛を感じることがあります。
代表的なところでは肺炎や気胸などでも痛みは生じるでしょう。
また胸の部位に出来た帯状疱疹など、皮膚疾患でも痛みは生じます。
胸痛の場合、皮膚所見も大事です。
狭心症や心筋梗塞は、虚血性心疾患と呼ばれ、読んで字の如く、心臓に血が行かなくなって、胸痛が生じる病気です。
心臓には冠動脈という、心臓自身を栄養する血管が複数あります。
その血管が一部狭くなったり、塞がったりして、こういった疾患は起こります。
痛みが15分以内であれば、狭心症、それ以上続くようであれば、心筋梗塞なんていう分け方もされますが、この違いは、その状態が自然と元に戻るか否かです。
狭心症であれば一時的な変化で、血管が狭くなったりして起こる症状なのですが、心筋梗塞の場合、もう完全に血管が詰まったりして起こる変化なので、緊急で対応をする必要があります。
緊急の対応として、心臓カテーテル検査などは代表的です。
この検査は、実際に先ほど登場した冠動脈という血管を、造影剤という特殊な薬剤を用いて詰まりが無いかどうかを見ることが出来ます。
カテーテルというのは細い管なのですが、だいたい2mmから3mmくらいの太さの管を利用して検査をします。
私はよく地方の病院やクリニックに応援に行くのですが、私自身は自分に何が出来るかはあまり考えたことがありません。
とりあえず医者が1人行けば今いる先生たちの当直の回数が一回でも減るだろ、とか、外来の診察室が一つでも増えるだろ、とかそんな発想で行くんですね。
ですからあんまり役に立たないことも多い笑笑
ただそれ以上に感謝して頂いたり、その間、普段お勤めの先生が休めたりしています。
それはそれでいいかなと思うんですよね。
もちろん既存の先生ほどスペシャリティの高いことは出来無いんですが、その先生が24時間休まずに対応出来ればいいですが、それはやはり不可能。
そうなると短時間でも他の医師に任せる必要はあるし、そうした方がいいんじゃ無いかなぁって思います。
楽天カードの利用残高が1,403,314円でした。
6月27日の支払いは30,499円になりそうです。
来週月曜日に昨日、今日働いた分の8万円分くらいの給料は払われる予定です。
そうしたら、来月の払いは大丈夫でしょうか。
確かに患者さんのことを考えたら、全てのジャンルに精通したすごい先生がたくさんいれば、滞りなく回せるでしょうけど、現状医師は専門を決めてそれに勤しむというスタイルが一般的です。
そうなってくると専門家の先生が、一般的なよくある疾患はみざるを得ない。
よくある疾患としては、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、脳梗塞や脳出血など、脳卒中の後遺症の方、虚血性心疾患の既往のある患者さん、あとは癌を持っている患者、喘息やアトピーなどの皮膚疾患も多いですし、ほんとたくさん病気ってあるんですよね。
もちろん病気だけじゃなくて、怪我をしたって病院には患者さんは来ますから、ある程度の縫合だとかそういうのは出来なきゃいけない。
習熟しなければいけない範囲が広いんですよね。
まあもちろん、こういったところにすごく精通している医師もいます。
救急の先生たちはそれに近いのではないでしょうか。
ただ救急の先生たちは、どうしても救命というところが至上命題であり、その後の長期フォローという部分では開業している先生たちには敵わないかもです。
外科の先生たちのスキルに、縫合ではやはり敵いませんし、やっぱり専門の先生たちはすごいなって思います。
今日の病院は循環器の病院だったので、心臓のこととか勉強になりました。
また定期的にお邪魔したいですね。
島は島の良さがありますし、療養型は療養型の良さ、専門の病院は専門の病院の良さがあります。
色々なところで色々な学びがあります。